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滲む気持ちをここに。
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 いいのかしら?
 いいのかしら?

 眼は閉じたがっている。
 私は問いたがっている。
 ここにいてもいいのかしらと。

 こんなキラキラとした日に、お天道様に胸を晴れない私はここにいてもいいのかしらと。
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ねぇ
こんなに脆い光がそばにあるんだ

あの日、私のことを「死にそうだ」といったのは誰だったっけ?
理由もなく浜辺にきて、そんな言葉を思い出した

わかっている
隣には誰もいないし、今の私には誰も幸せにはできやしない
脆い光は何も言わずそばにある
それでいい


もがくさ
戸惑うさ
暴れるさ

それらは
すべて跡に残るさ
不恰好だと嘆くんじゃない
その跡は、いつか君の肥やしになるのだ


ごらんよ
待ち焦がれていた噂のピザが食べれたから
鮮やかな空と、冬のはかなげで繊細な光が街を照らしていることを帰り道に気づくことができたよ

そして、どうやら私は何かを作る人の思いを知ることが大好きで、
ピザの作り手さんと口下手なくせに話が弾んだんだ

 あんなに心が跳ねた夜が嘘のようだった
 目覚めると静かな心と私だけが部屋の中にあった

 猫は、夜に現れてまた夜に溶けていった
 そこにいたのよ、猫がたしかに
 でも私は掴まなかった、だって猫は目をそらしっぱなし
 そんな猫に安藤裕子の 『のうぜんかつら』の歌詞を思いだしていた

 “あなたは何を見てたの?
  ソーダ水越しでは 
  あなたが揺れちゃって
  あたしは迷っちゃって 
  いつか一人になって

  二人の時間も泡みたいになって 
  あなたの匂いを一人探していた ”
  
 猫が部屋に入ってきてからずっと鈍い痛みを感じていた
 私が猫にしてきたひどいこと、思い出していた
 心跳ねたのは、可愛らしい感情からきたことじゃないことぐらい、わかってたわ
 やっと猫に元気な姿を見せれたから、ただそれだけだったの
 そうしてやっと少しは償えたこと、できたからだったのよ

 どうか、あの猫が幸せになれますように
 それだけを遠い部屋から祈る
 そして、最大の感謝を
 

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自己紹介:
ハリネズミのような矛盾した性格。
ハリネズミのジレンマのように。
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