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滲む気持ちをここに。
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 クリスマスの深夜。
 胃が痛くなるほど暴食をしていた私は、コンビニで栄養ドリンクを買っていた。
 まるで頭と、首から下は別物のようだった。
 「頭」は、思い出を思い出すな、まだ食べるんだと意識をそらしていた。
「首から下」は、暴食で意識をそらすなと叫んでいた。 

 激情に襲われていた。クリスマスという今日が自分にはふさわしくないと思ったことが始まりだったと思う。それが引き金となって、気づくには遅すぎるほど感謝しなければならない思い出を思い出し、それを汚した罪の意識に苛み始めたのだった。
 
 クリスマスが明けて、久しぶりに感情も体も淀んだままでの目覚めだった。
泣いた。
 思い出などいらないと、思い出から意識をそらして胃に食べ物をただ詰め込むだけのようなことしても何もならないのだと、空虚感に満たされていった。
自分だけでなく、部屋、街が嫌になった。
色々なものに嫌気がさしていくなかで、今の状態で誰に会ったところで嘘っぱちな態度しかとれねぇやと自分は一度この街や人とから切り離した方がいいという考えに行き着いた。今のままでは誰かを傷つけてしまいそうで、昔と同じことを繰り返したくはなかった。
 切り離すということを考えたら、花瓶の花を入れ替えたのに、花瓶の水を変えないままのような状態と同じだと気づいた。これでは自分が淀むのも当たり前だ。
花瓶の水の入れ替え、必要なのは、旅だった。
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