泣き出しそうな空

“今にも泣き出しそうな空”というのは

今にも雨が降りそうなどんよりとした空のことをいうのだけれど

人間にたとえたら

きっとその泣き出しそうな顔は

喜びだとか怒りだとかくるものではなくて

悲しみに溢れていて

その悲しさをぐっとこらえて

それでも感情はおさえきれそうになくて

拮抗している状態なんだろうと

泣き出した空にそう思った

タクト

人差し指を指揮棒代わりに

タクトをふる

４分の４拍子のタクト

綺麗な曲線描く

線でつないだら

不思議な形

その先で

音が舞っている

時にはスパイス

優しさだけではうまく物事が回らない

人も植物も

時には厳しいスパイスも必要みたいだ

晴れた日もあれば

雨の日もあるように

それでうまく回ってく

雨が好き

雨の日が続いている。
ふとアスファルトの上で寝転んで、ただただ雨に打たれてみたいと思った。
（車にひかれたいというわけではないですよ）
実際にはしなかったけれど。
嫌なことがあったわけでもなく、ただ単に。
心が洗われるようで、無になれる感じ。
雨は地に落ちるという動きがあるのだけれど、静を感じる。
雨を見ていると、土砂降りの中自転車を傘もささずに走った思い出や、「雨が似合う」といわれた思い出やらが思い出される。
結構雨が嫌いだという人が多いけれど、その人たちの気持ちがわかるようでわからない。

やっぱり雨が好きだ。

ドラマよりドラマチック

人生はドラマよりドラマチック

それを思い知らされる今日この頃

いいことも悪いことも

全部そんな感じ

劇的なことは何もないのだけれど

そう思う出来事が多くて

そう思わざるをえないの