規則正しい生活

　朝８時に起きて準備して、山にでかける。
　それが月曜から金曜まで５日間続く。
　日中は、外である活動をして、汗だくでヘトヘトになる。
　日頃の運動不足がたたっていることを実感する。
　移動するための車に乗る短い時間でも、体が休みたくて仕方がないようで、すぐに勝手にまどろむ。
　帰ってからは、疲れて何も考えられなくて、もう体はまどろみたくて仕方がない。
　そこをもう少し我慢して、食べたり洗濯をしたりと最低限のことをする。
　この家に帰ってから眠るまでが、すでに半分まどろんだ時間のように思える。
　でも、前のだらしない生活リズムも、少し顔を出してテレビを見る時間を欲しがる。
　ぼーっと眺めているだけなのだけれど、それで満足する。
　この時点で、半分向こうの世界に入ってる感覚がつきまとう。
　そして、１１時過ぎには泥のように眠る。

　私は不規則な生活を送る人間だから、この８時起床がつらくて、とんでもなく憂鬱なものだった。
　しかし、３日目から目覚めにだるさやばやけた感覚がなくなった。
　昔、生物の先生が「人間は１週間で体内のリズムを替えることができる」といっていたことをふいに思い出した。
　しっかりと１日を生きるから、また新しい明日を気持ちよく迎えれるのだろうなぁ。
　規則正しい生活。