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滲む気持ちをここに。
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夕暮れが近いことはずっとわかっていた
それに気づかないふりをして、いつもどおりに過ごしていた

私が戻らないように
かすかにも期待などしないように
遠く遠く戻ってこれないように
気持ちを飛ばしてくれた方が良かった

でも、それが相手の優しさならば黙って受け止めることが
私にできる精一杯の礼だから
静かに過ごすとしよう

夕暮れに憂うのではなく
これまでの私の行いに
ただただ申し訳なく思うのです
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3ヶ月会わなかったからといって
「今、3ヶ月前のあなたになって」と思うのは、
ちょっと欲張りさんなのかね 

あれもこれもはできないから、
ひとまず君との再会を楽しもうじゃないか

変化したのは相手だなんて思ってたら、 
言ってる本人自身も変化していることに気づかなかったりするもんさ 

どこからか帰ってきたときに
胸の中がざわついたら、
焦らずに再会した友人に話してみれば
すぐにざわつきはどこかにいっちまうさ



という一瞬の竜巻が私の前にやってきて、去っていきましたとさ
 「どこかに行く予定はないよ」
 静かに悲しく笑った顔は、私の内に戸惑いを生ませた
 どんな言葉を返せばいいのかわからなくて、カフェモカを飲む
 その場しのぎの言葉を言うような関係ではないから、なおさら言葉を選ぼうと沈黙を置いた

 長い付き合いであるのに、初めて相手の顔を見た気分だ
 人間だからそんな顔をすることも当たり前だとわかっていても
 
 相手を幸せにすることは、今の私には程遠いことだ
 けれどもそれに向かって理屈ではないところで、私は歩いているのだなぁ

始発の電車に乗るために、うとうとしながら外にでた時に桜が目に入る

満開の桜は、静かにひっそりとそこにいて
華やかに咲く昼間と夜とは、別の顔を見せ
まだ薄暗い明るさが手伝ってかまるで違う花のような印象を受けて、始まりを含む朝には不似合いなものであった

それが予感だったとわかったのはその夜で
貝のように堅く閉じた口から、知るべき過去を聞いた

あぁ
朝に見た桜は
これを知らせていたんだなぁ

 自分が自分のことを知らない部分。
 私の場合は『人が好き』だ。

 他の人にとっては、『人が好き』ってごくごく当たり前のことなのかもしれない。
 でも、自分にとってちょっと信じられないことなのだ。人見知りがひどいし、すぐ悩むし、その割にはいろんな人との関わりがありがたいことに途絶えなくて、『こりゃ人から逃れられない運命なんだろう』なんて、プラスでもマイナスの意味でもそう思っていた。人付き合いが得意じゃないけれど、因果ってのがそうさせちゃってるからかなぁなんて。

 ある時そのことを話したら、『人が好きだからでしょう』と。
 最初は「えーっ」と驚いたのなんの。苦手だと思ってたものが、実は好きなものだったと言われたのだから驚かないわけにはいかない。
でも、『人が好き』という前提で今までのこと考えたら、いろいろな事柄とつじつまがあうのだ。好きだから人に悩むのか。嫌だったら関わらないものね。苦手意識が「好き」ということに気づかせなかったのかも。
 人から見た自分って、すごい発見があります。

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ハリネズミのような矛盾した性格。
ハリネズミのジレンマのように。
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