見世物

私はあの人の中では見世物に見えたのだろう

そして

あの時私が静かに笑って持ち場に帰ったのは

愛想の笑顔でも会えて嬉しかったのでもなく

「さよなら」と心の中でつぶやいて

怒りの感情がうずまいていたからなのだよ

 

私は見世物じゃない

もっと もっと

好きでやっていて

「もっと　もっと」と思ってしまったんだろうなぁ

時間を考えたくなくて

自分の限界を見ないようにしていた

自分だけでしているわけではないのに

今年の反省ですねぇ

空っぽ

涙は何度も流して枯れました
限界はとっくに超えていて
感情なんてもう1つだけで
自分に言い聞かせてごまかさないとと思っていた

久しぶりの方に
会った瞬間
それを一発で見抜けられて
枯れていたはずの涙があふれそうになった

あぁ
ここは一体どこなんだと
空を仰いだ

端っこで

私は太陽にはなれません

太陽になりたいとも思いません

私はずっとずっと端っこの冥王星

ずっとずっと太陽や他の惑星から離れたところで見ています

だから他の惑星の温度と違う

近づくとそれを思い知らせれます

どこで私は間違ったのでしょう？

ふと『いつか本当の冥王星のように・・・・』と思う瞬間が

近頃多くていけません

同調されるメロディー

　椎名林檎の「正しい街」

　大音量で流して歌う

　今日は嬉しい日のはずなのに

　音痴だけど

　歌詞の意味が今の私とは何も関係ないのだけれど

　この曲のメロディーと椎名林檎の声が

　やけに心に同調しているから

　ただ歌うだけ