馬鹿な言葉

心が煮えて

書いた言葉は

あまりにも乱れていて

逆さの意味になった

それは

傷つけるような意味になった

自分の馬鹿

馬鹿

トゲのないバラ

トゲがとれたバラのように

優しい瞳だった

優しい声だった

幸せなオーラ

まるで別人みたいだと少し驚いた

ほんの少しだけの会話だったけれど

幸せなんだと気づいた

私は疎むこともなく

ただ素直に良かったと思った

しばらく会わないうちに

季節が巡って

お互い成長したのかなぁ
 

雨が好き

雨の日が続いている。
ふとアスファルトの上で寝転んで、ただただ雨に打たれてみたいと思った。
（車にひかれたいというわけではないですよ）
実際にはしなかったけれど。
嫌なことがあったわけでもなく、ただ単に。
心が洗われるようで、無になれる感じ。
雨は地に落ちるという動きがあるのだけれど、静を感じる。
雨を見ていると、土砂降りの中自転車を傘もささずに走った思い出や、「雨が似合う」といわれた思い出やらが思い出される。
結構雨が嫌いだという人が多いけれど、その人たちの気持ちがわかるようでわからない。

やっぱり雨が好きだ。

剥離してゆく心

心が振り向かない方にはいかない

振り向かない方向に進むほど

剥離していく心と体

痛くて痛くてたまらない

私はそれに耐えられなかった

わからない夜

今から沈む夕日が

朝日になって戻ってくるまでに

空っぽになりそうな心

どんどん流れていく心の血

待ち人訪れず

待ちぼうけ

長い夜になるのか

短い夜になるのか

わからないけれど